川合式トリプルメソッド手法について

2021年10月14日木曜日

2つの【優柔不断の発生源】。

最近、チャートは確認していてもエントリー決定をしない
「ノーエントリー」の日が続いていました。

その間、実エントリーに踏み切りたい、と思っているのに
執行ボタンが押せない場面が続いたので、

気持ちを切り替えて、
『何故エントリー決定できないのか?』を考える、
自分の心と向き合ってみる時間にしてみました。

そして1週間ほどかけて、ようやく
少し見えてきたものがあったので、
それをブログに残しておきたいと思います。


1)苦手意識が強くて。

元来、持って生まれた性分的に
素早い動きに対応するのは正直苦手です。

先日、オートバイ乗りに復帰しましたが、
転倒=即大怪我な乗り物ですので
クドイほどの危険予測をしながら
バイクを走らせる性分は
今も昔も変わりません。

おかげさまで、免許取得以来、
バイクで事故ったことは
1度もありません。

これは、バイクに限ったことではなく
トレードも似た所があると思っています。

バイク(車)で走行中
危険予測を行い、もしもの時には
自分はどう動くのか?を
明確に考えておくことによって
事故を未然に防ぐことが出来ます。

あの塀の陰から子供が飛び出してくるかもしれない、と
考えながら走るのと
漫然と走らせるのとでは

いざ、もしも、という時、
確実に明暗が分かれます。

トレードも、もし
自分が思った方向に動かなかった場合には
どうするのか?を予め考えておけば

いざ、もしも、という時、
確実な損切りを行うことができて、
被害を最小限に食い止めることができる。

という点において、やはり
車やバイクの運転とトレードは
似たところがあるんじゃないかな
と思っています。


バイクも、トレードも、何事も、

しっかり時間をかけてコツコツと
自分のペースで進めたい。。。

そんな私が苦手とするのは【板と歩み値】です。

板と歩み値は素早い動きについていききれなくて苦手だ、と
学び始めた初期の段階で感じてしまった為
これまで避けて(逃げて)きていました。

しかし、エントリー判断する時、
そのタイミングを計るには
板と歩み値を読むことは必須だな、と
最近感じました。

そして、それは
実エントリーに踏み切れない
心理的要因の1つになっている
と思ったので、

改めて板と歩み値の画面と
向き合ってみることにしました。

今日で3日目。

初日はやはり、その動きの素早さに全くついていけませんでした。
が、
2日目は少し見慣れてきた感じがありました。
しかし、
デモエントリーの決定ができるほどの
ゆとりはないままタイムアップ。

そして今日3日目、
ようやくエントリー決定してみることができました。

昨日よりは進歩しました。ですが、まだ
板と歩み値に向き合い始めたばかりで
課題は残っているので

1つづつクリアしていけるように
引き続き取り組んでいきたいと思います。


2)難しく考えてしまう癖。

この性分が、実エントリーに対して
大幅にブレーキをかけていると思います。

色々と考えすぎる性分から、情報を過多に集め過ぎてしまい、
どの情報を捨てればいいのか?を見失うことが非常に多くあります。

捨てる情報が明確にできれば、自ずと拾う銘柄が決まってきます。
拾う、というより、情報を捨てて『残った銘柄』。
それこそが【拾う銘柄】ということになるんですね。

だから、捨て方のルールを作る必要があるな、と。(笑)

これまた性分的に段取りが苦手で、(^^;;
捨てる銘柄を何度もチェックしてしまうのです。

そして、その行動によって脳内が混乱して
判断力が低下していくという悪循環。(笑)

捨て方をルール化し極限まで銘柄を絞り込むことができれば
脳内の情報量が減り判断に注力しやすくなる。

細かい事でもルールを決めておけば気持ちも楽になり、
銘柄の絞り込みもし易くなる。

確実性の高いところでのみエントリーする手法を学んでいるのだから、
今日はこの銘柄ではエントリーしないと決める何かの要因がある場合、
その銘柄をメモしておく等すぐ目に付くようにしておくことで
迷いを回避させ時短を図ってみることにしました。

やはり、目に見える形で残しておくのは効果的でした。

わざわざチャートを開いては
『あ、これ、さっき「今日はエントリーしない」って決めた銘柄だった』
とか言う事もなくなります。

ただ書き出す、こんな簡単なことでも
気付けない時は気づけないものですね。(笑)


ここ1週間ほど、難しい相場でもありましたが、
自分自身の中でも色々な変化を感じていました。

その中で自問自答を繰り返し、
より良い状態に自分自身を運んでいくために、
改めて基本に向き合ってみたりもしました。

資金を失わないためには、
気持ちの上で無理してトレードを行わないこと。

これも大切な方法のうちの1つだ、と改めて思いました。

そして、全く損をしない、というのではなく、
ビジネス的に捉えて

いつも2%までで損切できていればOK。とか
1ヶ月単位で勝率が○%程度ならOK。とか

少しの負けを許容しながら、
基本のルールを明確にして、
それを遵守することが

永くトレードで稼ぎ続けていく
秘訣なんだろうな、と
再認識しました。


実トレードに踏み出せる日に
1歩、近づけた気がします。


今日のデモトレード結果(日誌より)

1勝0敗0引き分け トータル+4500円

↓  ↓

4169 ENECHANGE 9:43 売 勝 100株 +500円 マザーズ

日足パーフェクトオーダー、5分足5MAに絡んで上昇、前日出来高比も高い。貸株料▲9.4円(0.2%弱)
4960円まで下がった時に「目標利益は4950、あと10円」と欲張った為に利が薄くなった。
早めに利確してもう一度取りに行くという風に考えることが出来なかった。
そして、まだ下がる、と見立てていたのに、それも我慢して待つことが出来なかった為に、利が薄くなった。
最初に感じたイグジットポイントポイント9:52なら+30円。
上昇に耐えられず微利確してしまったが次のポイントポイント10:00なら+60円だった。
損切りポイントも含め最初の見立て通りまで我慢したなら1.2%ほどまで利益を伸ばすことが出来た内容だった。

4169 ENECHANGE 10:03 売 勝 100株 +4000円 マザーズ これは読み通りだった。
4169 ENECHANGE 10:13 売 勝 100株 +3500円 マザーズ ここも読み通りだった。
4169 ENECHANGE 10:23 売 負 100株 -3500円 マザーズ 少し調子に乗り過ぎた。
頃合いでやめれば良かった。
貸株料が高めだったので、その必要経費を差し引いた粗利はとても薄くなるという結果になった。

貸株料が高いと何やってるのかわからなくなる。
勝ちは多くても利益が少ないパターン。忘れないようにしよう。

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